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【書籍紹介】バジリスク 甲賀忍法帖

今回は「バジリスク 甲賀忍法帖」という漫画について紹介を行いますヽ(・∀・ )ノ

「せがわまさき」先生による漫画なのですが、「山田風太郎」先生による「甲賀忍法帖」を原作としております。

山田風太郎先生は多くのオリジナリティあふれる時代小説を残しているのですが、「バジリスク」以外にも「Y十M(わいじゅうえむ)」など、せがわ先生によって漫画として生まれ変わった作品がありますので、いずれ紹介したいと思います( ゚∀゚)ノ

バジリスクについては単行本5巻で完結です。

ちなみにこの作品はとても有名で、大人気声優の水樹奈々さんがヒロイン役の「朧」のCVおよびエンディングテーマのボーカルを務めてアニメ化もされ、またパチンコやパチスロの機種としても実装されており、漫画やアニメを知らないスロッターのおっちゃんもその名前は知っている作品です。

時は江戸時代初期、二つの忍びの里「甲賀」と「伊賀」は、かつては長きにわたって争っていた関係にあったが、服部半蔵によって「不戦の約定」が取り交わされ、争うことは無くなっていた。

しかし、時の徳川将軍の後継者(第三代にあたる)候補の二人のうちどちらを次期将軍にしようか、徳川幕府内の派閥は真っ二つに割れ、決めることができなかった。

そこで甲賀と伊賀で交わされた「不戦の約定」を破り、それぞれの里で10人ずつ熟達者を選び、どちらかの里の者が全滅するまで殺し合わせ、最後まで残っていた里によって後継者を決めるという案が出ることで、「不戦の約定」が破られ、お互いの里の忍びが殺し合う事となった。

というのがざっくりしたストーリーなのですが、それぞれの里の頭首同士が恋仲にあるというのが、何とも切ないポイントであり、権力者に翻弄される忍びの儚さが描かれています。

見どころとしては、やはり甲賀忍びVS伊賀忍びによる忍術バトルでしょう。

甲賀と伊賀の各里の忍び10名、計20名はそれぞれ個性的な忍術をもっているのですが、「どんな忍術をもっているのか」「その忍術をどう使って相手を殺そうとするか」といったことが読み進めるごとに明らかになっていくため、初見はページをめくるのが止まりませんでした。

ちなみにタイトルの「バジリスク」は様々な能力を持つとされている伝承上の生き物の名前であり、忍びの個性的な能力を表しているものと勝手に思っています(違ったら申し訳ありません)。

作画はコンピューターグラフィックスによって行われているであろうと思われ、忍術を繰り出したシーンで効果的な表現が使われていて個人的にとても気に入っています。

また特徴的なキャラクターのデザインもとても個性的で、今まで活字のみであったキャラクターの魅力を十二分に引き出しています。

アニメやスロット機種としても人気が高いのも大納得の作品です。